西工死亡フラグ

富士重撤退がまだ記憶に新しいですが今度は西工も解散らしいですね

10/01/26

 西日本鉄道子会社でバス車体の製造を手がける西日本車体工業北九州市小倉北区)は、8月31日付で解散する。親会社の西鉄が21日開催した取締役会で決定した。
 西日本車体工業は1946年の設立。西鉄バス向けに車体の製造・供給を行い、50年代から60年代にかけ中四国や関西、関東にも販路を拡大した。その後、バス需要が縮小するとともに、2002年には日産ディーゼル工業がバス車体の架装を西日本車体工業に集約。以降、受注の大半を日産ディーゼルに依存する形が続いてきた。
 こうした中、07年には日産ディーゼル三菱ふそうが相互OEM(相手先ブランドによる供給)を開始。昨年夏には、両社バス事業の統合に向けた協議も開始された。車体生産は三菱ふそう子会社に集約する方向が打ち出され、西日本車体工業への発注が打ち切られる一方、代替受注の獲得も見込めないことから解散を決定したもの。
 西日本車体工業の平成21年3月期の業績は、売上高100億9800万円(前期比4・9%減)、営業利益1億5900万円(同72・2%減)、経常利益3億3800万円(同54・3%減)、当期損失2300万円(前期は4億2800万円の利益)。所有する土地・建物は売却し、従業員約300人は西鉄日産ディーゼルへの再雇用で調整していく見通し。

出展 http://www.sanpo-pub.co.jp/topnews/2010/0126007695.html